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投資信託が初心者におすすめな理由

作成日:2020/3/20

一口に資産運用といっても、定期預金や外貨預金、株式投資など、じつにさまざまな種類があります。

そのため、これから資産運用を始めるにあたってどれを選べば良いのか悩んでしまいますよね。そのなかでも投資信託は、資産運用初心者にもおすすめの金融商品の1つといわれています。

 

今回は、なぜ投資信託が初心者におすすめなのか、その理由を解説します。

椅子に座って少年

■そもそも投資信託とは?

投資信託とは、文字通り「投資を誰かに信じて託すこと」です。もう少し詳しくお伝えすると、投資信託という一つの箱の中に、金融商品がいろいろ入っていて、その金融商品の運用については専門のファンドマネージャーがいる、というようなイメージです。箱の中身は様々あるため、それは投資家である私たち個人が選ぶ必要がありますが、その後の運用については専門家にお任せすることができます。

ここで、ファンドマネージャーが預けた資金を悪用しないかが心配という方もいらっしゃるかもしれませんが、そのような心配は不要です。というのも、投資家が預けたお金はファンドマネージャーの手元にあるわけではなく、信託銀行にて別で管理されているからです。つまり、ファンドマネージャーは信託銀行に対して運用の指示をしているだけで、直接的に預けたお金に触れることはないというわけですね。

なお、実際に投資信託を購入する際は、ファンドマネージャーから直接購入するのではなく、販売会社である金融機関から購入することになります。販売会社には、証券会社や銀行などの金融機関が該当しますが、独立系アドバイザーであるIFAを通じて、販売会社の選定から購入まで、一連の手続きを手伝ってもらうことも可能です。

■投資信託のメリットは大きく3つ!

1.個別の銘柄選びに頭を悩ます必要がない

投資自体をファンドマネージャーに託すことになりますので、個別の銘柄選びなどで頭を悩ます必要がありません。どういうことかというと、たとえば日本株を対象とした投資信託を買っておけば、日本株の中でどの銘柄が上がるのか?はファンドマネージャーが考えてくれるということです。投資を始める際に、「何に投資をしたら良いのか?」で最も頭を悩ませるという方も少なくありません。そこを投資のプロにすべて任せられるというのは、大きなメリットといえます。

2.少額から購入できる

次に、少額から始められるといったメリットもあります。初めての投資となると、なるべく投資金額は低く抑えたいですよね。たとえば、株式投資の場合は個別株を買うとなると数十万円単位の資金が必要になることが一般的ですが、投資信託であればもっと少額から始めることができます。なかには、500円から始めることのできる金融機関もあります。

また、積立形式を選択することができますので、若い方の老後資金準備としては活用しやすい金融商品といえます。

3.投資スタートまでの手続きが簡単

いざ投資を始めてみよう!と思っても、購入までの手続きが面倒だと困りますよね。実際のところ、個別の株式や債券を購入する場合、基本的には証券会社に口座を開設する必要があります。「証券会社で口座開設」というと、なんとなく身構えてしまう方もいらっしゃるでしょう。

しかし、投資信託であれば、前述の通り普段利用している銀行などでも購入することができますし、今はネット上で手続きをすべて行えるような証券会社もあります。誰かに相談せずともご自身で一通りやってみたいという方は、とても簡単に始めることができるので、始めるまでのハードルはどんどん低くなっていると言えます。

ケトル

■投資信託にはどんなデメリットがあるの?

ここまでで、投資信託のメリットを見てきましたが、おいしい話ばかりではありません。一方で、デメリットももちろんあります。以下でそれぞれみていきましょう。

1.元本保証ではない

投資信託は、証券会社だけでなく私たちが普段利用している銀行など、身近なところで始めることができますが、あくまでも「投資商品」であることに変わりはありません。そのため、「ローリスク・ローリターン」から「ハイリスク・ハイリターン」まで幅広い商品がありますが、基本的には元本保証ではないという点に注意が必要です。金融機関が紹介した商品=元本保証と思っている方もいまだに一定数いらっしゃいますが、「預金とは異なる金融商品」ということを忘れてはいけませんね。

2.コスト(販売手数料・信託報酬)がかかる

投資信託は、購入時には販売手数料、運用期間中には信託報酬というコストが発生することも知っておく必要があります。商品にもよりますが、販売手数料は最高で4%程度必要となり、リスクが高い商品ほど販売手数料も高くなる傾向にあります。また販売手数料は、販売の対価として支払うものなので、投資信託購入時のみ必要となります。一方、信託報酬は0.5~2%程度かかることが一般的です。信託報酬は管理手数料と呼ばれたりもしますが、投資信託を管理してもらうことの対価として支払うもので、当該投資信託を保有している期間中ずっと必要となります。

ただし、販売手数料や信託報酬といったコストが高い投資信託が、必ずしも悪い投資信託というわけではありませんし、その逆もまた然りです。そう思うと、コスト以上に収益が見込める商品であれば、手数料の多寡は問うべきではないのかもしれませんね。とはいえ、コストが高いとその分収益が下がることに間違いはありませんので、コストがいくらかかるのは事前に確認しておくと良いでしょう。

なお最近では、販売手数料がかからない「ノーロード投信」も増えてきています。少しでも手数料の安い商品を希望する場合は、ノーロード投信もチェックしてみてください!

3.リアルタイムでの売買ができない

投資の原則は「安く買って・高く売る」ことですので、「いくらで買うのか?」と「いくらで売るのか?」は非常に重要なポイントといえます。しかし、投資信託の場合はリアルタイムでの売買ができません。

株式投資の株価にあたるものを、投資信託では基準価格と呼びます。株価は株式市場が開いている期間中リアルタイムで変動しますが、投資信託の基準価格は1日につき1価格となります。では、いつ基準価格が決まるのか?というと、当日の夕方です。言い換えると、その日の当該投資信託の基準価格は、夕方まで決定されていないということです。そのため、日中に投資信託の売却注文を出したタイミングでは、「基準価格がいくらなのか?(=いくらで売れるのか?)」がわからないということですね。

また、15時を過ぎた売却注文は翌日扱いとなり、翌日の基準価格で売却されることになります。購入(申込)に関しても同様です。購入注文を出したタイミングでは、まだ当日の基準価格が決定しておりません。結果、いくらで買えたのか?も購入タイミングではわからないということになります。

株式投資に慣れた人であれば、価格のわからない状態で売買をすることに抵抗があるかもしれませんが、投資初心者には価格が見えないことで、相場を追わないようにするといったメリットもあると思います。人によっては毎日基準価額をチェックして、今日は上がった、下がったなどと一喜一憂する方もいます。気にするなというわけではありませんが、日々時間に追われ生活している中で、心理的にストレスを抱えることになってしまいます。基本的には大きな波というのはありますが、積立投資を活用して日々の小さな変動にはなるべくとらわれないような投資を目指すのがおすすめです。

いかがでしたでしょうか?投資信託は、資産運用初心者でも始めやすい商品である一方、リスクやコストなどのデメリットを事前に知っておかないと、扱いにくい商品にもなり得るといえます。これは投資信託に限らずいえることですが、資産運用を始める際はしっかりとメリット・デメリットを理解したうえで始めることが大切ですね。

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