
今年の梅雨は異例の長さで、体調を崩してしまったという方も多いのではないでしょうか。
気象予報によると、北陸地方の梅雨明けは8月にずれ込む可能性が高いとか・・・。まだまだこのジメっとした天気が続くのかと思うと少々うんざりもしますが、引き続き体調管理をしっかりして本格的な夏を待ちたいですね。
ところで、梅雨はなぜ「梅の雨」と書くのでしょうか?
語源を探ると、以下のようにその由来がいくつかあるようでした。
・中国の揚子江流域では、梅の実が熟す頃に雨期があり、その雨期の事を梅雨と呼んでいて、それが日本に伝わってきた。
・黴(カビ)が生えやすい時期なので、「黴雨(バイウ)」と呼んでいたが、カビでは語感が良くないので、同じバイと読む「梅」の字を当てて使った。
・雨がたくさん降ると、木の葉に露(つゆ)が付く事から、「つゆ」と呼ぶようになった。
・梅の実が熟して潰れる時期であることから、「梅の実が潰ゆ(ついゆ)」→「つゆ」と変化した。
どの説を見てもそれらしい気がしますね。
梅と言えば、梅干しには、疲労回復効果のほか、防腐効果・食欲増進効果などもある万能食品です。上手に活用して嫌な季節を乗り切りましょう。